1972年7月27日群馬県出身。ブースタープロジェクト所属。
大学で演劇を専攻し、演出家・大橋也寸氏、脚本家・石堂淑朗氏に師事。同郷の小栗康平監督作『眠る男』(96)の見習いスタッフで業界入り。小道具、助監督を経て、自主制作した3分間の映像を機に黒沢清、高橋洋監督の推薦を受け、98年、関西テレビの短編枠で商業デビュー。東映Vシネマで原案・脚本・監督した『呪怨』シリーズ(99)が口コミで話題になり、劇場版(01,02)を経て、サム・ライミ監督によるプロデュースの元、USリメイク版“The Grudge”:邦題『THE JUON/呪怨』(04)でハリウッドデビュー。日本人初の全米興行成績No.1を獲得。続く“The Grudge 2”:邦題『呪怨パンデミック』(06)も全米No.1に。その他、『稀人』(04)、『輪廻』(05)、『ラビット・ホラー3D』(10)、『魔女の宅急便』(14)、『ブルーハーツが聴こえる/少年の詩』『こどもつかい』(共に17)など。近年は国内外でプロデューサーも兼任し、『キョンシー』(13/香港)、『稲川怪談/かたりべ』(14)、『バイオハザード:ヴェンデッタ』(17)などを手掛ける。3Dドームによる科学映画『9次元からきた男』(16)では、理論物理学の最先端“ひも理論”にエンタメ要素を用いて、国内外で様々な賞を受賞。現在も日本科学未来館にて連日上映中。本作の前身となる『犬鳴村』(20)では、興収14億円、動員数110万人を記録。ホラーやスリラーを中心に、ファンタジーやコメディ、ミステリー、SFなど様々なジャンルに取り組んでいる。

立教大学文学部卒。『犬鳴村』(20)に引き続き脚本を担当。『戦慄迷宮3D』(09)、『ラビットホラー』(11)、『貞子3D2』(13)、『妖怪人間ベラ』(20)の脚本など、ホラー、スリラーのジャンルに関してトップランナーを行く一方、ファンタジー、SFなど、幅広い観客を楽しませるエンターテイメント作品を得意としている。近年のTVドラマ作品に「Re:Mind」(17)、「ザンビ」(19)、「ひとりキャンプで食って寝る」(19)などがある。

洗足学園音楽大学音楽学部卒。映画・ドラマ・アニメの劇伴をはじめ、CM、アーティストへの楽曲提供プロデュース等、幅広い分野で活動を行う。主な作品は、映画『予告犯』(15)、『愚行録』(17)、『彼女がその名を知らない鳥たち』(17)、『見えない目撃者』(19)、『スマホを落としただけなのに』(18-20)シリーズ、『ひとよ』(19)、『宇宙で一番明るい屋根』(20)、WOWOWドラマW「悪党」(19)、「イアリー見えない顔」(18)など。

早稲田大学在学中より8mm映画に馴れ親しみ、中退後も撮影助手として主に篠田昇氏に師事。1998年からカメラマンを務め、フィルム撮影のみならず、早くからデジタル撮影にも精通し、幾多の作品を手がける。近年の作品に『火花』(17)、『凪待ち』(19)、『アイムクレイジー』(19)、『王様になれ』(19)、『犬鳴村』(20年)などがある。

新宿バルト9の開業を統括後、国内初のライブビューイング事業を立ち上げ、14年に東映株式会社に異動。『幕が上がる』(15)、『リップヴァンウィンクルの花嫁』(16)、『変態仮面2』(16)をプロデュース。近年は東映らしい骨太なタイトルを企画プロデュースしており、『孤狼の血』(18)、『犬鳴村』(20年)、『初恋』(20)、『サイレント・トーキョー』(20)などがある。他に『麻雀放浪記2020』(19)、『小さな恋のうた』(19)、『見えない目撃者』(19)。

2019年よりプロデューサーを務め、『見えない目撃者』(19)、『犬鳴村』(20)を担当する。『犬鳴村』のまさかの大ヒットに便乗し、ホラーが苦手な人でも楽しんでもらえるようにと『犬鳴村 恐怖回避ばーじょん』をプロデュースし、新しい試みを行った。

株式会社ブースタープロジェクト代表取締役。2002年以降、プロデューサーとして映画製作を中心に活動する。近年の作品に『HiGH&LOW THE MOVIE』シリーズ、『オトトキ』(17)、『jam』(18)、『台風家族』(19)、『犬鳴村』(20)などがある。

2006年映画『LOVE MY LIFE』よりプロデューサーとして映画を中心に活動、国内外を問わず人間に焦点をあてた作品を手がける。近年のプロデュース作品に、『あの日のオルガン』(19)、『王様になれ』(19)、『閉鎖病棟-それぞれの朝-』(19)、『アイヌモシリ』(20)などがある。